生涯未婚率は男性で4人に1人、女性は7人に1人
こんにちは雑食オヤジです。
日本での人口減少が大きく報道されていますね。
原因は女性1人が生涯子供を産む人数である出生率が1.43人に減少している事もありますが、もっと前の段階、生涯未婚率が増加している事も原因です。
子供を作る環境が整う「結婚(生涯未婚率減少)」を増加させなければ、出生率は増加しません。
現状を把握しましょう。
出生率
1人の女性が生涯に何人の子どもを産むのかを推計した合計特殊出生率です。俗に出生率と言っています。
1970年 2.14人
1990年 1.54人
2005年 1.26人
2015年 1.46人
1970年に比較して0.58人(32%)減少しています。人口が男女比で50%50%ならば2人で無いと人口は減っていきます。単純にこのままでは25%以上人口が減少していきます。
世代別20代から30代の人口(男女合計)
当然、子供を産む20代から30代の人口も減少し続けています。
1970年 3600万人
1990年 3400万人
2005年 3400万人
2015年 2800万人
人口は1970年に比較して800万人(22%)減少しています。出生率も25%減少しているので、人口減少は加速します。
生涯未婚率
生涯未婚率は、50歳の人で結婚経験の有無を表す指標です。
実際には、「45~49歳」と「50~54歳」の未婚率の平均値から、「50歳時」の未婚率を算出したものです。
50歳の未婚は将来結婚する可能性が少ないので、よく生涯独身の割合として使われます。
年代別生涯未婚率
1970年 男性で1.70% 女性で1.88%
1990年 男性で5.57% 女性で4.33%
2005年 男性で15.96% 女性で7.25%
2015年 男性で23.37% 女性で14.06%
1990年から2015年の間で男性が17.8%、
女性で9.73%生涯未婚率が上昇しています。
未婚の女性が10%近く上昇しています。
2015年では、男性は4人に1人、女性は7人に1人しか結婚しません。
結婚して無くても子供がいるパターンもありますが、誤差程度で数字は変わりません。
人口えお増やす為には、まず子供を作る環境である「結婚」を増やさないと人口減少に歯止めがかかりません。
人口の多い団塊の世代がいなくなる、2050年には人口は9500万になります。
人口を増やす基盤、「結婚」しやすい環境からまず作っていきましょう。
その為に、若い世代への結婚生活への補助(家賃補助など)、更に子供への補助(出産お祝い金など)の充実から始めませんか。