クレジットカードの暗証番号は見られていませんか?
こんにちは雑食オヤジです。
クレジットカードのICチップ義務化に伴い、今年の4月からは、何処でも暗証番号を入力する様になりました。
ただ、暗証番号入力で気になりませんか?
個人的には、覗き見防止があるのですが、意外と隠そうとしないので、周りから見える様に思われます。
子供と一緒にいる親の場合、子供がその暗証番号を入力しているのを凝視しているのに、大多数の人が隠そうとしていません。
更にトンデモナイ親は、周りに聞こえる位の声を出して、暗証番号を子供に教えて、代わりに暗証番号を入力させています。
性善説なのか、楽天家なのかわかりませんが、安全管理が無さすぎます。
不正利用を減らすICチップ義務化
元々、ICチップ義務化は、クレジットカードの不正利用を減らす為の手段です。
スキミングなどで、不正利用された金額、2018年度で235億円以上です。
その不正利用を、海外で成功したICチップ義務化で大幅に減らそうとする取り組みです。
システムに仕組みが出来ても、アナログな人が安全管理を怠ると、不正利用は減りません。
セキュティコード
他にも、クレジットカードの裏面に書かれている番号、「セキュリティコード」を他人に安易に見せていませんか?
ネットサイトで買い物をする際に、表のクレジットカード番号と一緒に入力する必要があるのが、「セキュリティコード」です。
このコードは、店頭で買い物する際に入力する「暗証番号」の役割をしています。
なので、他人にその「セキュリティコード」を見せてはいけません。
万一、悪意のある知り合いなどが、「クレジットカード番号」「セキュリティコード」その人の「カードユーザーの個人情報」を知っていると、その人になりすまし、ネットサイトでクレジットカードを使うことが可能になります。
3Dセキュア
クレジットカード会社も不正使用されないように、ネットサイトの決済で新しいセキュリティとして、3Dセキュアというサービスを行っています。
ただ、現実問題として、すべてのネットサイトの決済に導入されていません。
3Dセキュアを導入していないサイトで購入すれば、不正利用できます。
自分の身は自分でまもる
どんなにセキュリティシステムを強化しようと、使う人がセキュリティを意識しないと、不正利用されてしまいます。
不正利用されても、カード会社が補償してくれる。とよく言われますが、カード利用者に過失があると、被害の補償が無くなる可能性があります。
自宅に鍵をかけるように、クレジットカードでも最低限の安全対策を行いましょう。