スモールビジネスにぴったりのキャッシュレス決済を比較してみました。

こんにちは雑食オヤジです。

 

増税に伴うキャッシュレスポイント還元の需要を見込んで、PayPay などのQR 決済等がキャンペーンを行っていますが、最近三井住友が一時期流行ったクレジットカード決済端末「スクエア」のCMを大量に放送しています。

3月位に同じ様に大量にCMを流していた「コイニー」とどう違うのか、更にリクルートAIRPay との違いも見ていきます。

 

スクエア

スクエアは2010年にアメリカで利用され、2013年に三井住友フィナンシャルグループと契約して、日本でも使えるようになりました。

個人的にはローソンに端末が売られていたのを覚えています。

 

使用可能クレジットカード

使えるクレジットカードは、VISA ・マスターカードJCB ・アメックス・ダイナースカード等、普段使われているカードの殆どが対応です。

 

費用

月額費用は無料

決済手数料はVISAやマスターは3.25%

JCBカードは3.95%です。

カードリーダー端末は7980円ですが、今なら無料です。

 

その他

スクエアにはビジネスをサポートする機能がつかえます。会計や在庫管理などと連携。事務作業の簡素化ができます。

入金は最短翌日です。

 

コイニー

2013年にクレッディセゾンと業務提携しビザ・マスターのサービスを開始しました。

スクエアと同様に端末1つでクレジット決済が可能です。一番の違いは電子マネーが対応している事です。

 

使用可能クレジットカード

使えるクレジットカードは、VISA ・マスターカードJCB ・アメックス・ダイナースカードで、カードによっては支払い回数が指定できます。(1回・2回・リボ)ここも違います。

 

電子マネー

Suica等、交通系電子マネー決済が利用可能です。スクエア端末との違いはこのユーザーを取り込む事が出来ます。

 

他にも

中国で普及している”WeChatPay(ウイチェットペイ)”との連携して、QRコードによる決済も可能です。

 

費用

月額費用は無料

決済手数料はVISAやマスターは3.24%

JCBカードは3.74%です。スクエアより気持ち安いです。0.01%なのでほぼ一緒ですが。

交通系電子マネーの決済手数料も3.24%です。

決済端末は19800円ですが、今なら無料です。

入金は最短2営業日ですが、10万円未満の場合は200円の手数料をとられます。ここがデメリットです。

 

AirPAY

リクルートグループが運営する決済サービスです。とにかく決済手段が1番豊富なのが特徴です。

 

使用可能クレジットカード

使えるクレジットカードは、VISA ・マスターカードJCB ・アメックス・ダイナースカードです。

 

電子マネー

Suica等、交通系電子マネーとID・QUICPayが使用可能です。電子マネー対応はナンバーワンです。

 

QR決済

他にも中国のAlipayとWeChat PayのQR決済が可能です。

 

月額費用は無料

決済手数料はVISAやマスターは3.24%

JCBカードは3.74%です。

交通系電子マネーの決済手数料も3.24%ですが、ID・QUICPayは3.74%です。

決済端末は19800円ですが、今なら無料です。

入金は月3回〜6回で手数料は無しです。ゆうちょ銀行は入金銀行に指定できません。

 

必要な周辺機器

どの端末もレジアプリは無料ですが、タブレットは必要です。後、端末だけではレシートが出ません。メールアドレスなどに、電子レシートを送信できます。しかし、紙ベースのレシートは必要ですので、日本ではレシート専用のプリンターが必要です。対応プリンターは忘れずに買って下さい。

購入の際には、中小企業庁指定の軽減税率対策補助金対象サービスを使って下さい。
補助金を使えば、iPadは1/2、周辺機器は1/4の価格で購入可能です。

 

まとめ

比較すると、小規模ビジネスでは、決済手段が多く、入金手数料が要らないAIRPay が一歩リードしています。AIRPayは他の決済手段より審査に時間がかかっているようです。導入を検討しているなら、早めに早めに動いて下さい。