リンク税(ネットの自由を制限)

アメリカの大手ネットへの抵抗

GoogleFacebookなどアメリカの大手ネット企業の制限をする為の改正がEU議会で承認されました。後は2019年1月の加盟国の承認を得れば改正されます。

そのEU著作権指令改正が通称「リンク税」と呼ばれています。

 

EU著作権指令改正

①リンク税

標的はGoogle

外部のウェブ上にリンクを貼る行為に、複製権や公衆送信権の対象にする。

簡単に言うと、「リンクしたらコンテンツの権利者に著作権料を払え。」と言う事です。国に払う訳では無いですが、リンクにより支払いが発生する為「リンク税」と言われています。

 

②違法な著作物を共有するユーザーの利用を停止する義務

標的はYouTube  Facebook 

SNSなどのプラットフォームの提供者に対して、プラットフォーム内のコンテンツが著作権法に反していないようチェックし、対応する義務が発生する

簡単に言えば、「自分とこのユーザー違法して無いか、ちゃんと管理しろ」と言う事です。

 

EU内の法律ですが…

EU著作権指令改正はEU内の著作権改正ですが、EUの人口は5億人以上います。影響は大きく受けます。

②の著作権の管理はEU以外ににも広がるはずです。管理コストが増え、グレーゾーンのコンテンツが無くなり表現が乏しくなります。

①のリンク税は大手のGoogleは支払い能力はあるが、中小のサイト運営はその支払いだけで運営が難しくなります。

個人も様々な制限が間接的にかかってくるはずです。

 

2019年1月のEU加盟国の議会を注目しましょう。