外貨建て保険「サニーガーデンEX」の金利が魅力なら「米国債」を買いませんか

サニーガーデンEXは外貨建て終身保険です。日本生命のロングドリームゴールド2のライバル保険で、地方銀行などで紹介される外貨建て保険です。

保険と貯蓄は分けた方が良いのですが、資産の運用管理が面倒や・運用する選択できる所が少ない場合は、検討しても良いかもしれません。

コースは3コースありますが、もし選ぶとすれば、「積立金増加コース」一択です。このコースなら複利を効かせて運用する事ができます。但し、「300万円以上のお金を10年絶対に解約しない」これができる人だけが加入すできです。余裕資産限定の加入商品です。

10年未満で解約すると、「解約控除」がかかります。せっかく利率の良い外貨運用したのに、手数料を取られたら全く意味が有りません。

解約控除は1年未満で10%2年未満で9%となっています。毎年1%下がるイメージです。

外貨は「米ドル」と「豪ドル」か選択できますが、2019年2月現在は「米ドル」一択です。豪ドルに比較して金利が高いからです。

積立金増加コース 2019年2月6日現在

米ドル 2.88% 豪ドル1.66%

為替手数料

米ドルの金利は良いのですが、当然為替手数料もかかります。申込み時の為替レートに50銭、解約時も為替手数料が50銭かかります。

一番の曲者はこの「保険関係費用」です。死亡保障および保険契約の締結・維持などにかかる費用です。

積立利率を決定する際に、最大1.54%の保険関係費用が控除されます。なので、現在「米ドル2.88%」ですが、最大控除されると金利が1.34%になってしまいます。

外貨で運用するので、為替リスクが発生します。2019年2月現在、為替は1ドル109円ぐらいですが、100円を切るリスクがあります。10%為替が変われば、利益はほぼ無くなります。もし加入するなら、その事もよく考えて加入して下さい。

サニーガーデンEXは他の外貨終身保険よりましですが、出来たら他の資産運用を選択した方が絶対に良いです。

もし外貨の金利が魅力なら「米国債」なども証券会社で購入できます。勿論流動性が有り、直ぐに換金可能です。

証券会社がいやなら、イオン銀行で外貨預金米ドル1年2.0％も選択選択可能です。