外貨積立
外貨積立
米ドルやユーロや豪ドルなどの外貨を積立、日本円より「有利な金利」と「為替差益」で資産を増やす方法が、外貨積立です。メリットもあれば、デメリットももありますので、理解して投資しましょう。
外貨メリット
①金利
日本円の普通預金の金利が0.001%に対して、米ドルが0.5%や豪ドル0.3%など300倍〜500倍の金利差があります。
②為替差益
日本円が1ドル100円のレートで10万円外貨預金をした場合、1年後に1ドル110円に成れば、金利関係なしに1万円差益があります。円高で外貨に替えて円安で売れば差益がでます。
③海外旅行などで使う
ソニー銀行などでは、貯めた外貨を現地で引き出せます。海外旅行や留学や仕事などで海外に行く人は非常に便利です。
外貨デメリット
①ペイオフ(預金保護)の対象外
もし銀行が潰れても普通預金などでは1000万円迄は預金保護されますが、外貨預金は対象外なので、保護されません。
②為替差損
1ドル100円から110円に円高から円安に為替が変化すれば、差益が出ます。
しかし1ドル100円から90円に円高になると、差損が発生します。1ドル100円で10万円購入後、1ドル90円に円高になると、9万円に差損します。
③為替コスト
通貨の交換には、手数料(コスト)が掛かります。米ドルで安い所で1ドル2銭〜4銭手数料がかかります。
④為替差益
為替差益は総合課税(雑所得)税率は最大55%です。ほとんどの人は20万円以内の利益なら確定申告する必要はありません。
積立方法
①ワンコイン
ネット銀行などはワンコイン(500円)から積立をおこなっています。通貨を少しでも持っていると、経済に敏感にもなります。
②購入日の指定
外貨購入のタイミングを「毎日」「毎週」「毎月」など指定できます。
③レートの設定
購入条件の上限レートを設定して、円安時に購入しない設定も出来る銀行があります。
積立銀行比較
①金利
米ドル
ソニー銀行 | 0.5% |
---|---|
住信SBI銀行 | 0.5% |
GMOあおぞら銀行 | 0.5% |
イオン銀行 | 0.5% |
②手数料
ソニー銀行 | 4〜15銭(ステージによる) |
---|---|
住信SBI銀行 | 2銭 |
GMOあおぞら銀行 | 2銭 |
イオン銀行 | 0円 (外貨から円への交換は0.5円)実質25銭 |
③海外で使う
ソニー銀行 | ◎ |
---|---|
住信SBI銀行 | ○(海外事務手数料2.5%がかかる) |
GMOあおぞら銀行 | × |
イオン銀行 | × |
まとめ
外貨積立をするなら、「住信SBI銀行」「GMOあおぞら銀行」をオススメします。
海外旅行などで使うのであれば、「ソニー銀行」がオススメです。