そろそろ米国債

米国債

米国債の10年もの金利が3.08%になりましたが、中間選挙の影響もあって米ドルが112円位で抑えられています。米国債金利はまだ上がりそうですが、為替は逆に円安に向かいます。為替と睨めっこになりますが、米国債を購入しては如何でしょうか。

 

米国債メリット

●安全性

世界最大の経済大国アメリカが発行、大手格付け会社による格付けでは、デフォルト(債務不履行)リスクは低い。

 

流動性

米国国債の市場規模は大きく、世界中の投資家が米国国債保有しているため、流動性が非常に高いです。もし償還を待たずに途中で売却するような場合でも現金化しやすい。

 

デメリット

●為替差損

売却時点での米ドル/円の為替水準によって、円での評価額や売却時の受取り金額が変動します。タイミングによっては為替差損が発生。もちろん為替差益も発生します。

 

●元本保証は無い

国債は元本保証は無いです。デフォルト(債務不履行)のリスクがあります。

ただS&Pの格付けで日本がA+に対して米国はAA+です。日本円の方が先にデフォルトする可能性が高いです。

 

為替は中間選挙次第

11月6日の中間選挙共和党が勝つと、

ドル高円安になりやすい。

民主党が勝つと、

ドル安円高になりやすい。

 

中間選挙要因

共和党が勝つと思われるなら、円安になる前に米国債を買うべきです。

民主党が勝つと思われるなら、円高になるので、選挙後に米国債を買うべきです。

 

購入はネット証券

米国債は為替手数料を考えるとネット証券がお得です。ただ人気の商品ですので、よく売り切れています。勿論、店舗の証券会社なら種類も多く、販売していますが、為替手数料が割高になります。