中国電動スクーターNIU IPO

NIUとは

NIU(ニウ)は2014年に創設された中国の電動バイクブランドです。

中国の電動スクーターは年間2,000~3,000万台販売されています。これまでにトータルで2億台以上が売れています。

 

スマホアプリで最適化

NIUは軽量かつパワフルなリチウムイオンバッテリーを開発し、車業界や携帯電話業界がやっている盗難しにくいスタイリッシュな電動バイクです。

ユーザーとスクーターをつなぐNiuのアプリは457,000人の登録ユーザーがいます。Niuは、車載GPSやセンサーを使用して、場所と速度やバッテリーレベルなどバイクのデータを収集します。

 

はじまりはクラウドファンド

はじめは、クラウドファンディングによる先行販売で、フルサイズの電動スクーターとコンパクトサイズの電動スクーターを販売した。フルサイズが11.8億円の売上。コンパクトサイズが13.4億円の売上。通常の中国の電動バイクより値段は40%~130%高く設定しているが、売上は伸びている。

これまでに最新のフルサイズモデル N1S を9万台販売し、さらに M1は6万台販売しています。

20か国以上で販売

M1の一回の充電で走れる距離は、最大120キロと実用レベルです。バッテリーの急速充電に対応しており、2時間で約80%まで充電できるます。

中国の若い世代は、安くてもかっこよくないと売れません。シンプルなデザインと高い機能性を持つ「M1」はその要望を満たしています。

日本でも2018年秋冬に発売予定、価格は178000円。その他ヨーロッパやタイなど20カ国以上で販売されています。

ファイナンス

2017年の売上高は8420万米ドル、総利益は1210万米ドルです。

責任者はLi Yinan、中国最大のインターネット検索会社Baiduのの元最高技術責任者です。IPOにより、製造施設、研究開発、流通網の拡大と企業の拡張の為に使います。

金額は1億5000万ドル相当の上場を目指してます。