美団点評 (Meituan)が香港上場

美団点評

テンセント系の美団点評は9/20に香港で上場します。美団点評のサービスは3億4000万人が利用し、サービス内容はフードデリバリーから配車サービス、映画チケットの販売などを事業として行なっています。イメージで言うと、チケットぴあとウーバーと、ウーバーイーツを足してようなサービスです。

サービスには470万社の企業が参加し、美団点評はここから委託手数料や配達費を収入としています。

 

美団点評の評価

収入のもとになる取引は昨年1年で69億件あり、取引金額は6兆7000億円になります。しかし、売上の大半はフードデリバリーからきており、売上の62%を占めています。市場規模が440億ドルと推定される中国のフードデリバリー市場の54%のシェアがあります。

新興企業で企業価値が高い上位4社は1位ウーバー、2位滴滴出行(ディディチューシン)、3位小米(シャオミ)、4位美団点評になります。14億人の胃袋をベースとしたフードデリバリーの準独占企業で有ることが、評価されています。

 

赤字体質

美団点評はこの3年赤字が続いています。の経営は依然赤字が続く。Ele.meとの価格競争が理由の1つです。「美団がディスカウントをやめた途端、顧客はライバルに乗り換えるだろう」と言われています。

美団点評は2017年度の総収入が約5700億円、純損益が3185億円の赤字で、最終赤字470億円でした。

 

美団点評の取引は9/20からマネックスが取引できます。