企業型確定拠出年金とiDeCo併用が2020年から可能になりそう。老後の備えの2極化が更に進みます。

こんにちは雑食オヤジです。

皆さんiDeCoやってますか?

私の勤めている企業は、企業型確定拠出年金を採用しているので、現在iDeCoに加入できません。

そんな私も、2020年からiDeCoと企業型確定拠出年金の併用が可能になりそうです。

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7/29の日本経済新聞によると、iDeCoと企業型確定拠出年金の併用が可能になりそうです。老後の2000万円足りない問題もあり、更に自分で老後の資金を貯める仕組みを作る制度に変更しそうです。

 

実際、年金の受給が65歳から更に遅らせる事が、検討されているので、2020年からのiDeCoと企業型確定拠出年金の併用は実現するでしょう。

 

おさらいiDeCo(個人型確定拠出年金)とは

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、自分で運用して老後資金を育てるしくみです。

メリットは3つ「積み立てる時」、「運用する時」、「受け取る時」のそれぞれにメリットがあります。

 

具体的なメリットは

①積立時に、所得税や住民税の負担が軽減されます。

例 毎月10000円積み立てた場合の税金軽減額

年収200万で1年18000円

年収500万で1年24000円

年収700万で1年36000円      軽減されます。

②運用中の利益は全て非課税です。

利息や運用益にかかる税率は、通常20.315%それが0円になります。

例 10万円利益が出た場合、通常2031円税金がかかりますが、iDeCoの場合は0円です。

 

③受け取る時に、年金でも、一時金でも控除の対象

ある試算では税金の削減だけで、1%ぐらいの利益があるようです。銀行の金利が0.001%ですので、1000倍違います。

 

加入出来る金額

①自営業者(第1号被保険者)月額6800円

会社員

企業年金無し 23000円

③企業型確定拠出年金のみ加入 月額20000円

④企業型確定拠出年金以外の人企業年金に加入

月額12000円

⑤公務員 月額12000円

⑥専業主婦 月額23000円

 

税制上こんな有利なiDeCoですが、私は加入できません。理由は、企業型年金に加入しているからです。

基本、企業型確定拠出年金に加入している場合、基本iDeCoの加入はできません。一部認められている企業もありますが、2017年1月に制度改正されたばかりで、年金の規約の変更は労使合意が必要があります。

労使の問題はまず給与です。年金は2の次3の次なので中々変更されません。

 

マッチング拠出制度

更に、マッチイング拠出制度です。マッチング拠出は企業と一緒に従業員が積立金を拠出できる制度です。従業員は企業の積立金と同等の金額まで拠出できるので、この制度を採用している企業は、iDeCoとの併用はできません。

 

2020年の法改正で

企業型とイデコが併用できるようになれば、会社員にとっての利点があります。

入社したての会社員の場合、企業型確定拠出年金の掛け金は、月数千円以下しかできません。iDeCoを併用すれば月2万円まで追加で積み立てれます。

入社したての会社員も将来に向けて投資可能です。

更に、企業型確定拠出年金は、投資先の選択が少ないので、iDeCoの方が選択肢が多い希望の証券会社を選択可能です。

 

manekineko777.hatenablog.com

 


 若い世代の人口が減っていき、年金は先細りが避けらません。年金だけに頼った老後は、資金が不足するのは目に見えています。老後を不安に思う人は、この法改正で更に資産形成を行い、全く何もしない人は少ない年金を宛にする2極化になりそうです。

若い世代は、年金は最小限しか受給できません。「NISA」「iDeCo」で時間を味方につけて運用しましょう。