サラリーマンiDeCo 加入条件

年金

年金は建物で表されます。階層が高いほど年金が充実しています。サラリーマンの場合は特に4階建で表されます。

1階国民年金(基礎年金)

2階厚生年金保

3階①なし②確定給付年金確定拠出年金

4階iDeCo

サラリーマンでiDeCoに加入する場合、3階部分の年金の種類を知っておく必要があります。

 

確定給付年金(DB)と確定拠出年金(DC)

企業が従業員と給付の内容を約束し、高齢期において従業員がその内容に基づいた給付を受けることができる確定給付型の企業年金制度の一つです。

確定給付年金(DB)は、年金としてもらえる将来の給付額を先に決定し、必要となる掛金を企業(会社)が支払い、運用・管理します。

確定拠出年金(DC)は、毎月の掛金(拠出)を決めておき、将来の給付額は掛金と運用の実績によって変化します。運用は、社員個人が行います。

運用を個人でしているか、企業が運用しているかで、DBかDCかわかります。

 

確定拠出年金

確定拠出年金制度がある場合、確認する事があります。以下の事を確認する必要があります。

□60歳未満の厚生年金保険の被保険者

□企業型確定拠出年金規約で、「加入者は個人型年金加入者になる事が出来る」と定めていない。(わからない場合は総務に聞いて下さい。)

上記に当てはまると、iDeCoには入れません。両方とも当てはまらなければ、iDeCoに加入できます。加入限度額は月額12000円です。

 

確定拠出年金が無い場合、iDeCoに加入出来るが、拠出する金額限度額が異なります。

厚生年金基金確定給付企業年金・石炭鉱業年金基金の場合は、月額限度額12000円

●他に企業年金制度無しの場合は、月額限度額23000円

ちなみに公務員の場合は、月額限度額12000円です。

 

iDeCo所得税・住民税が軽減できます。積極的に活用しましょう。