積立NISAバランス型銘柄 セゾン
積立NISAバランス型銘柄 セゾン
積立NISAには単独のインデックスで運用するもの以外に、複数のインデックスで分散投資する銘柄があります。
今回は2007年から10年以上運用されているのセゾン投信の銘柄をご紹介します。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
毎月の分配金で集客する投資信託が幅を利かしていた2007年に「長期投資」「分配金0円」をうたい、世界中に分散投資する投信ができたことは当時話題でした。純資産総額 は2017年末現在約1570億円です。
概要
ローコストのバンガードETFを使い世界の「株式」」「債券」に50対50で分散投資しています。世界30カ国の株式に投資と10カ国以上の債券に分散投資される。
特色
- 地域別投資比率は変化するが、世界に分散投資する
- 株式と債券に原則50対50で運用、リスクを抑えて運用される
- ローコストバンガードに長期に投資する事で運営費用も抑える
資産配分比率(2017年末)
- 株式
米国27.2%欧州10.7%日本4.0%太平洋2.0%新興国6.0%
- 債券
米国24.2%欧州18.8%日本6.1%短期金融資産等0.9%
ほぼ新興国は入っていません。
●バンガード・U.S.500ストック・インデックス・ファンド
S&P500 Indexに連動
●バンガード・U.S.・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド
米国債および米国 政府機関債(米ドル建て・残存期間1年超)の時価総額加重インデックス)に連動
●バンガード・ユーロ・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド
ユーロ圏各国の 発行する国債および政府機関債(ユーロ建て・残存期間1年超)の時価総額加重インデックス)に 連動
●バンガード・ヨーロピアン・ストック・インデックス・ファンド
MSCI Europe Indexに連動する。対象となる構成国はベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、スウェー デン、スイス、英国等です。
●バンガード・ジャパン・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド
日本国政府および 政府機関が発行する投資適格債券(円建て・残存期間1年超)の時価総額加重インデックス)に連動
●バンガード・エマージング・マーケット・ストック・インデックス・ファンド
MSCI Emerging Markets Indexに連動。構成国は欧州・ アジア・アフリカ・ラテンアメリカ地域の新興市場国およびロシア
●バンガード・ジャパン・ストック・インデックス・ファンド
MSCI Japan Indexに連動
●バンガード・パシフィック・エックスジャパン・ストック・インデックス・ファンド
MSCI Pacific ex-Japan Indexに連動。
構成国は日本を 除くアジア太平洋地域の先進国(オーストラリア、香港、ニュージーランド、シンガポール等)
パフォーマンス
トータルリターン 5年5.84% カテゴリー+1.59%
標準偏差 5年10.10 +2.68
シャープレシオ 10年0.58 カテゴリー-0.06
ファンドの費用
購入手数料 0円
信託報酬 0.68%±0.03%
信託財産留保額 基準価格の0.1%
積立NISA対応競合銘柄
三井住友トラスト・アセットマネジメント 世界経済インデックスファンド
国内、先進国及び新興国の公社債及び株式に分散投資することでリスクの低減をはか り、中長期的な成長を目指します。純資産総額 は2018年1月末現在約546億円です。
債券50%株式50%で運用
- 国内債券 5%
NOMURA-BPI総合 に連動
- 先進国債券 30%
FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース)
- 新興国債券 15%
JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ・グローバル・ ディバーシファイド(円換算ベース)に連動
- 国内株式 5%
- 先進国株式 30%
MSCIコクサイ・インデックス(円ベース)
- 新興国株式 15%
MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)
ファンドの費用
購入手数料 0円
信託報酬 0.54%
信託財産留保額 0.1%
パフォーマンス
トータルリターン 5年4.48% カテゴリー+0.63%
標準偏差 5年10.28 +2.86
シャープレシオ 5年0.47 -0.17
2つの違い
「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と「三井住友トラスト・アセットマネジメント 世界経済インデックスファンド」の違いは新興国への投資の違いです。