パランティア・テクノロジーズIPO

ユニコーン企業

ユニコーン企業でビックデータ分析大手のパランティア・テクノロジーズが2019年の後半にもIPOを検討しています。

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パランティア・テクノロジー

パランティア・テクノロジーズは、米政府機関や、米銀を含む大手企業と契約をしている企業です。2016年アメリカ軍2億2200万ドルや2015年SEC(米国証券取引委員会)9000万ドルなど多数の政府機関と契約しています。日本でもローソンや富士通凸版印刷がパランティア・テクノロジーズのソフトウェアを採用しています。

 

ビックデータ市場

パランティア・テクノロジーズはビックデータ市場の収益ランキングで2015年で5位の672百万ドルでした。ちなみ上位はIBM・SAP・オラクル・HPの順位です。

 

ソフトウェア ゴッサム

パランティア・テクノロジーズの強みは、ソフトウェア「ゴッサム」です。ゴッサムは非構造化データの統合・分析を容易にします。例えば、情報や情報間の関連性をどう定義するかは、データベースの構造や分析結果を左右する重要な要素ですが、ゴッサムはこれを柔軟に変更することができます。また、分析結果を地図データやネットワーク図に出力する機能もあり、高い汎用性と優れた操作性が強みです。

 

CEOアレックス・カープ

パランティア・テクノロジーズのCEOはアレックス・カープです。米国有数の起業家として知られるピーター・ティールとは、スタンフォード時代の同窓の関係です。アレックス・カープは哲学の博士号を取得し、社員から「ドクター・カープ」と呼ばれています。

アレックス・カープの信条は独身主義。また気功・瞑想を趣味とし、合気道や柔道を習得しています。シリコンバレーには「変人」が多いと言われるが、アレックス・カープはその一人です。

 

まとめ

パランティア・テクノロジーズは売上や利益など謎の部分が多いです。ピーター・ティールがPayPal時代に作った不正取引検出ソフトが今の企業の元になっており、最初の顧客は米国CIAです。その後も国の重要機関からの発注を受けています。そんな注目の企業のIPO でその実力がオープンになるのが、楽しみです。