ATMが減る

ATMが減る

昔は駅前など地域の一等地には必ず銀行がありました。地方では人口が減り、銀行の店舗が無くなり、ATMに置き換わっている所もあります。

これからは、そのATM も数が減っていきます。

 

ATMの減る理由

人口減

2050年までに日本の人口が8000万人台に減ります。特に地方から減ります。

コスト削減

マイナス金利の影響でコストを削減をしないといけない。

ATMの設置は多機能モデルで300〜500万円、維持管理費が1台あたり年間1000万円します。

コストを抑えるために、先日「あおぞら銀行」が自前のATMをやめて「ゆうちょ銀行」のATMに置き換えると発表、さらに「新生銀行」は「セブン銀行」にATMを委託しました。自前のATMが重荷になっています。

ネット決済

スマホアプリからの振込や各種届け変更が簡単にできる様になっています。

窓口に行く必要が無い。

 

電子マネー

鉄道系電子マネー(Suica等)やWAONEdy 等はクレジットを持てない世代にも現金を持たなくても決済できます。

 

QRコード決済

スマートフォンQRを読み取るだけの決済です。LINE Pay   楽天Pay  

8/29発表されたAmazon  Payなどがあります。

 

政府の後押し

日本は現金決済が多いので政府が2025年までに決済の40%をキャッシュレス決済にしようとしています。(現在18%)

 

これからのATM

セブン銀行」「イオン銀行」の様にコンビニ店内は、人が常にいる状態。維持管理費がかなりやすく済むはずです。端末も1台200万円くらいと他のATMより100万円以上安い。

体力の少ない地方銀行などはコンビニATMに集約されます。

10月からは「ローソン銀行」ができ、三菱UFJ銀行が5%投資しています。三菱UFJ銀行自身のATMを減らす布石かもしれません。