税別表示と総額表示(税込価格)による価格の値段差が、2%以上の消費抑制効果をうみます。景気後退はこんなちょっとした表現にあるかもしれません。

こんにちは雑食オヤジです。

10月1日から消費税が10%に増税されますが、プライス表示も総額表示(税込表示)に統一されます。

 

税別価格表示

現在、スーパーや家電量販店の多くが税別価格と税込価格を表示しています。その際に目にとまるには、文字が大きい税別価格です。

実際に支払うのは税込価格ですが、商品の価格を見た際に、安さ感が違う為に税別表示がされています。

10月1日から消費税アップに伴い、税別表示が総額表示(税込価格)に統一されます。

 

10月からの10%の準備

9月後半から店舗では、現在のプライスと増税後のプライスが混在したり、ダブルプライスで表示されます。

税別価格と10%税込価格の両方プライスを表示すると、値段がかなり高くなったように、錯覚します。

例  現在、税別980の商品の場合

9月末まで、税別の表示が目立っている状態。支払い時は、980✖︎1.08=1058円です。

増税後は、980✖︎1.1=1078円です。

支払う価格差は少ないですが、税別表示価格が目立つので、980円と1078円の値段の差から増税後は高く感じます。

 

この表示の違いだけで、理解していても値段が高く感じ、消費の抑制に繋がり、景気後退を促進します。

景気を左右するのは、こんなちょっとした表現かもしれませんね!