コンビニのレジで思った事。何故自動釣銭機では無い?
こんにちは、雑食おやじです。
ゴールデンウィークは帰省ついでに色々出かけました。各地でコンビニで買い物をしましたが、やっぱり気になるのが、レジ対応です。
レジ対応は、ベテランなら段取り良く、進みますが、研修生などはどうしてもアタフタして遅くなります。遅いだけなら良いが、釣銭機の渡し間違いも起こり易いです。
自動釣銭機
釣銭機の渡し間違いは、自動釣銭機でほぼ0に近づけます。研修生であろう外国人であろうと、渡し間違いは激減します。
しかしコンビニで自動釣銭機を導入しているのは、ローソンとミニストップだけです。その2つのコンビニも2018年にやっと導入されました。業界1位のセブンイレブンやファミリーマートは導入されていません。
自動釣銭機のメリット
①現金受け渡しのスピード向上。
ベテランでも研修生でも現金の受け渡しが早くなります。
②現金過不足が殆ど無し
機械が入金したお金に対して支払うので、現金過不足は基本起こりません。
③不正防止
働いている人が勝手にお金を取ることが出来ない仕組みです。
④レジ締めやレジ担当入れ替え時の時短
自動釣銭機は、常にお金を把握しているので、お金の点検も一瞬で終わります。レジ締めは直ぐに終わります。コンビニはレジ締めはしないケースが殆どですが。
自動釣銭機のデメリット
①旧紙幣や記念硬貨に対応できない。
聖徳太子の1万円や記念硬貨に対応出来ません。両替用のお金が少し必要です。
②導入コストが高い
硬貨・紙幣の自動釣銭機の場合は1台20万〜90万円かかります。これにPOSレジが加わるので、値段が更に上がります。
コンビニではお金の差異はオーナー負担です。経営者のオーナーが最終的に負担します。一部発生した従業員に負担させるブラックなコンビニもあるようですが。
しかし、レジなどのシステムの負担はコンビニ本部です。売上が上がるサービスや機能にお金をかけても、お金の差異はオーナー負担なので、値段の高い自動釣銭機が導入されないのが実情です。キャッシュレス決済が増えているので、導入を検討するが見送られているかもしれません。ただ、全国的には、まだ8割が現金決済です。効果は大きいはずです。
ローソン・ミニストップは人の確保と不正防止の観点から自動釣銭機を導入したと思われます。オーナーの負担が大きいコンビニ、負担を少しでも軽減できる自動釣銭機を是非導入して欲しいものです。
コンビニ本部・オーナー・お客様の3方にメリットがあるはずです。
最後まで読んでくれてありがとうございます。