楽しい音楽を長く聴く為に、日頃から耳をいたわって下さい。ヘッドフォン難聴にならない為に

大好きな音楽を迫力ある大音量で聴く事は、心がワクワクして本当に楽しいです。でも、心のワクワク感とは別に大切な耳を傷付けています。大音量で音楽を聞き続けると、「ヘッドフォン難聴」になってしまいます。「ヘッドフォン難聴」は少しずつ聞こえにくくなる為、発見が遅くなり、気付かぬうちに難聴が進行してしまいます。欧米の往年のロックバンド達も難聴になり、若い世代がならない様に、啓蒙活動を行なっています。大好きな音楽をずっと楽しめる様に、耳をいたわってください。

 

症状

ヘッドフォン難聴は一度なったら治りません。耳に少しでも異常を感じたら、「直ぐに耳鼻科に行ってください」。

・耳鳴り

・目眩

・聞こえにくい

 

具体的な音の大きさと危険度

国労働安全衛生庁(OSHA)のガイドラインでは100dB(鉄道ガード下の音)を2時間聴き続けると、慢性的な耳の異常を起こす恐れがあります。90dB(大声話す声くらい)で8時間聴き続けると、耳に異常が起きる可能性があります。ゲームなどを長時間すると危険があります。

 

耳に優しいヘッドフォンの使い方

①音量を小さくなる。

目安は、ヘッドフォンで音楽を聴きながら、人と会話出来るくらいの音量。

人の会話は(60dB)くらいです。

②長時間聞かない。

基本、ヘッドフォン・イヤホンで聴いた3倍の時間耳を休ませる。

ただし、疲れている時や睡眠不足の時など体調によっては、正しく使っても難聴になる事があります。

 

耳のSOSを逃さない

ヘッドフォン・イヤホン使用時に「耳がつまった感じがする」「耳鳴り」がするなどいつもと違うと感じたら、ヘッドフォン・イヤホンはやめてください。ヘッドフォン難聴は治りません。直ぐに病院に行ってください。