シャオミの炊飯器が安くて高機能。コストパフォーマンスが最高です。アイリスオーヤマが1番影響を受けそうです。

こんにちは雑食オヤジです。

先日シャオミの製品発表がありました。スマホは予想通りのコストパフォーマンスで「Mi Note 10」1億画素センサーで5眼カメラ搭載。価格は5万円台です。

スマホ以外にも驚くべき価格の製品がありました。何と炊飯器です。

 調理器具のイラスト「電子ジャー・炊飯器」

炊飯器

炊飯器は価格が数千円〜10万円もする高級タイプまで幅広く販売しています。

違いは「火力」「釜」が大きく違います。

シャオミの炊飯器は、1万円を切る価格で、3・4万円台のスペックを持っています。

シャオミの炊飯器のコストパフォーマンスが良い所の説明の為には、炊飯器の用語が必要ですので、おさらいしてみましょう。

 

マイコンタイプ炊飯器

数千円の炊飯器はマイコンタイプです。

ご飯を美味しく炊くには、強い火力で釜全体を均一に熱する必要があります。

マイコンタイプは炊飯器の底部分のみを加熱して米を炊きます。火力が劣るので、3合など少量の炊飯器によく使われています。

 

IHタイプ炊飯器

火力が強く、全体を効率よく加熱し、1番売れている2万円台の炊飯器はこのタイプです。

更に、最近は付加価値が付いたIHがあります。

圧力IHタイプです。

 

圧力IHタイプ炊飯器

圧力IHが、圧力を上げる事で、沸騰する温度を下げ、炊飯の時間の短縮が可能です。お米もモチモチになるのが特徴です。

通常のIHより高く、3・4万円台炊飯器によく使われています。

 

釜へのこだわり

火力の違い以上にこだわる部分は、熱を均一に伝える釜のこだわりです。

メーカーにより内釜に鉄やアルミ、銅や炭などの素材を使用して、釜の中に対流が生み、ムラのない炊き上がりを実現しています。

パナソニックは「銅」三菱は「炭」象印は「南部鉄」タイガーは「土鍋」などメーカーによって特色があります。

シャオミの炊飯器は3mm厚の鉄釜になっていて、通常よりちょっと良い釜を使っています。

 

それ以外にも

シャオミらしく、WiFi接続からネット経由で炊飯器のスイッチを入れる事も可能です。

今流行りの炊飯器で料理する事も前提になっており、蒸し器が付属しています。

煮込み料理や温泉卵も対応しています。

 

シャオミの炊飯器は元三洋電機の炊飯器開発責任者が関わっているので、基本的な能力は高く、大変お買い得な炊飯器です。

弱点は、他の機能より見劣りする保温機能ぐらいです。ただ、日本のメーカーの炊飯器もこの値段では、保温機能は同レベルです。

保温機能は、バルミューダの炊飯器の様に、無いものと諦めて、炊き上げたご飯を冷凍する方が美味しく食べられます。

 

コストパフォーマンスが良い炊飯器、1番影響を受けるのは、アイリスオーヤマの炊飯器かもしれません。どちらも日本の家電メーカーの技術です。大いに競って大手家電の牙城を崩してもらいましょう。

最後まで読んでくれてありがとうございます。