住宅購入・リフォームする人は次世代住宅ポイント制度を意識してください

こんにちは雑食オヤジです。

10月から消費税が8％から10%に上がりますが、過去の増税後に消費が落ちて不景気になっています。増税は心理的一要因ですが・・。

今回の増税時には軽減税率などで、食料品などは増税されません。他にも増税後の景気の下支えとして、キャッシュレスによるポイント還元などもあります。

増税後も消費を維持したい政府が消費を梃子入れする方法を導入します。

最優先の消費は人生1番大きな買い物住宅購入です。住宅購入により、新規の家電・家具の購入にも繋がります。

経済の波及に大きな要因になる「住宅購入」を増税後も落ち込まないように、消費の下支えを目的する施策の一つが次にあげる「次世代住宅ポイント制度」です。

「次世代住宅ポイント制度」

目的

増税後も住宅需要が落ち込み過ぎないようにする。対象物件購入やリフォームでポイントを発行、ポイントは食料品や家電製品などと交換できます。予算は新規住宅とリフォームで1300億円です。予算が決まっているの、対象であっても無くなり次第終了です。

還元対象

◎住宅の新築最大35万ポイント

35万ポイントは、「標準ポイント」「優良ポイント」「オプションポイント」の合計で最大35万ポイントになります。

1ポイントは1円ぐらいなので、最大35万円還元です。

メインの標準ポイントは対象新築物件は30万ポイント還元されます。今の新築ならほとんど対象です。

●標準ポイント

①エコ住宅

断熱等級4、または一次エネ等級4を満たす物件

②長持ち住宅

劣化対策等級3で維持管理対策等級2号を満たす物件

③耐震住宅

耐震等級2を満たす物件

④バリアフリー住宅

高齢者等配慮対策等級3を満たす物件

●優良ポイント　どれか1つで5万ポイント加算

①認定長期優良住宅

②低炭素認定住宅

③性能向上計画認定住宅

④ZEH（エネルギー消費量の収支0を目標にした住宅

●オプションポイント

家事負担軽減設備（ビルドイン食洗器・宅配ボックス）0.9～1.8万ポイント

耐震性のない住宅の建て替え　15万ポイント

◎住宅リフォーム上限30万ポイント

新築は住まないと対象外ですが、リフォームは貸家でも対象です。

①窓・ドアの断熱改修　1か所で0.2～2.8万　数か所改修できます。

②外壁・屋根・天井・床の断熱改修　1.6万～10万ポイント

③エコ住宅設備の設置　0.4～2.4万ポイント

④耐震改修　15万ポイント

⑤バリアフリー改修　0.5万～15万ポイント

⑥ビルトイン食洗機等、家事負担軽減設備の設置　1.8万ポイント

⑦既存住宅購入に伴うリフォーム工事など　ポイント2倍でカウント

対象期間

次世代住宅ポイント制度は増税後の景気の下支えです。なので2019年10月以降の引き渡し物件が対象です。

ただし、契約は異なります。引き渡しを10月以降になれば、契約はそれ以前でも大丈夫です。

●リフォーム

2019/4〜2020/3に契約・着工した物

●分譲住宅

2018/12/21〜2020/3に契約・着工・売買契約締結した物

完成済みの新築住宅で2018/12/21〜2019/12/20に売買契約締結した物

もし、直近で購入・リフォームする際には業者とよく相談して、お得な申請をしましょう。

最後まで読んでくれてありがとうございます。