夢を追う人にオススメ。アフリカのアリババ、ジュミア(JUMIA)

こんにちは、雑食おやじです。

ウーバーがニューヨーク証券取引所に上場しますが、他にも将来的に面白そうな上場が4／10にありました。アフリカのアリババことJUMIA(ジュミア)の上場です。

アフリカ市場

ジュミアの市場はアフリカです。世界で2番目の大きさの大陸ですが、人口密度はとても少ない状態です。ただ、近年インドと同じように、アフリカも劣らず人口が増え続けています。

人口は2010年には10億人、2030年には15億以上の人口に増加すると言われいます。中国やインドの2017年度の人口は13億以上ですのでそれ以上ですね。

そんなアフリ市場で生まれたEコマースがJUMIA(ジュミア)です。

JUMIA(ジュミア)

ジュミアの市場はアフリカですが、全域をカバーしていません。現在事業対象は14ヶ国です。

ナイジェリア1.9億、エジプト0.97億、コートジボワール0.24億、ケニア0.49億、カメルーン0.24億、ガーナ0.28億、セネガル0.158億、アルジェリア0.41億、モロッコ0.35億、チュニジア0.11億、タンザニア0.57奥、ウガンダ0.42億、ルワンダ0.12億、南アフリカ0.56億14ヶ国で約７億人対象のeコマース事業を行なっています。ただほとんどが、第１都市のみの運営です。現在、アクティブユーザーは400万人以上です。ネット通販普及率は0.6%と低く、物流が整備されれば更に市場規模は大きくなります。

ジュミアは2012年に2人のフランス人Sacha Poignonnec氏とJeremy Hodara氏によって創業されました。

本社はドイツのベルリンにあり、システム開発はポルトガルで行なっています。名目的に本社はドバイですが・・。

売上と株主

2018年の売上は13061万ユーロ(約162億円)、営業損失16970万ユーロ(210億円)です。売上以上の赤字を出している現状です。

株主はアフリカ最大の携帯電話会社MTNが30%以上、更にRocket Internet SEが20%以上の大株主です。10位以内には保険のAXAやゴールドマンサックスもいます。

eコマース

eコマース事業の大部分はAmazon と同じ直販スタイルです。最近は一部楽天と同じ出店スタイルも使われています。委託中心に切り替えています。人気の販売商品は携帯電話や電化製品です。

支払い方法は、一部の地域を除き商品と引き換えの「代引き」が中心です。ナイジェリアやケニアでは、一部の地域で電子決済が増えて来ています。

物流は当初は自前の配送でしたが、現在は配送・物流は外注しています。その代わり現在はシステムに投資しています。

JUMIA PAYなど

ジュミアも決済サービスJUMIA PAYを展開、マスターカードとも提携しました。

ケニアのM-PESAの様に地域に根付いた決済サービスができるかがポイントになります。アリリカのアリババ、ジュミア注目して下さい。

最後まで読んでくれてありがとうございます。