ソフトバンクグループの社債売り切れ。本当にリスクを理解し投資しているの?
こんにちは、雑食おやじです。
ソフトバンクグループが発行する5000億円の国内社債が人気があり、申込日初日に発行額を上回りました。凄い人気でした。
ソフトバンクグループ社債内容
6年社債 利率1.64% 募集5000億円
国内定期預金0.01%に比較して164倍の高金利です。
個人向け国債の5年 利率0.05%と比較しても32倍の高金利です。
社債としても、オリックスの社債3/18発行分と比較して見ると、
オリックス 5年社債 利率0.21% なので、オリックスに比較して7倍以上の利率が人気の秘密です。
ただ有名企業で世界中でウーバーやアリババなどに投資しているソフトバンクですが、格付はリスキーなジャンク債です。
ソフトバンクグループ格付 長期債
●S&P BB+
債務は投機的要素が大きい。
●ムーディーズ Ba1
投機的、相当の信用リスクがある債務
●JCR A-
債務履行の確実性は高い。
JCR以外はジャンク債です。
ちなみにオリックスの格付は
オリックス格付長期債
●S&P A-
債務履行する債務者の能力は高い
●ムーディーズ A3
信用リスクの低い債務
●R&I A+
債務履行の確実性は高い。
比較的健全です。
ソフトバンクは1年半前の2017 年9月に米ドル普通社債発行7年で利率4.75%です。
日本でもこれくらいの利率なら、ジャンク債としてまだ納得出来ますが、購入した人達は理解して購入しているか心配です。証券会社にオススメされるままに、リスクを理解していない人が大半なのではと勘ぐりたくなります。
リーマンショック前、リーマンブラザーズの格付はムーディーズでA2、S&PでAでした。投資はリスクの容認を理解して投資する。あくまでも余裕資金で投資しましょう。
最後まで読んでくれてありがとうございます。