ゼンリンがGoogle から契約を変更したMapboxとは

こんにちは雑食おやじです。

Google マップがゼンリンとの契約をやめてゼンリンの株価がストップ安になりました。

Googleマップの劣化がTwitterなどで出ていますが、ゼンリンが新たに契約したMapboxが注目を集めています。

 

Mapboxてどんな企業

Mapboxは2010年にエリック・ガンダーセンらによって創業されました。

元々アメリカの国務省の依頼でアフガニスタンに駐在し、Googleマップが空白が多かったカブールの地図を作るために、Mapbox の元が作られました。あくまでも、選挙の不正が疑われる地域がどこなのか可視化する為に地図が必要だったようです。帰国後地図のカスタマイズでスタートアップし、2013年にシリーズAで1000万ドル、2015年にシリーズBで5255万ドル、2017年にはソフトバンクビジョンなどから、1億6400万ドル資金提供されています。

顧客は「テスラ」「リフト」「ウーバー」や「スナップチャット」など新興企業が目立ちます。ソフトバンクは「ウーバー」にも出資しているので、自動車の自動運転を見据え出資したのかもしれませんね。

 

Mapboxの地図

地図データは通常完成された物を提供していますが、Mapbox の地図はカスタマイズしやすく、柔軟性が高いのが特徴です。Google マップに比較して値段が安いのもメリットです。

 

Mapbox は現在当然赤字ですが、自動車の自動運転の地図提供などで黒字化を狙っています。その一端でゼンリンとも契約したのかもしれません。現在ゼンリンの株価が大きく下げていますが、Mapbox との契約内容次第では、大きく株価を上げる要因になります。

 

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