楽天も投資の全米2位のライドシェア企業リフトIPO楽天の株価も上昇?

Lyft(リフト)

東京でも運営されているライドシェアのウーバーと全米でシェアを争っているライドシェア企業がLyft(リフト)です。

Ltxt (リフト)はカリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置くライドシェア企業です。2012年6月にローガン・グリーンとジョン・ジマーによってサービスが開始され、ニューヨーク、サンフランシスコ及びロサンゼルスを含むアメリカ合衆国の約300都市で営業を行っています。企業価値は115億ドルと言われ2019年早々にIPO予定です。

リフトはウーバー と異なり、アメリカでのみ営業していましたが、2017年12月にカナダでサービスを開始すると発表しました。

 

マッチング

乗客は基本ウーバー と同じで、iOSまたはAndroid搭載の携帯電話にリフトの携帯アプリをダウンロード&登録し、電話番号及び支払い情報(クレジットカードなど)を入力すれば終わりです。乗客はその後付近のドライバーへ乗車リクエストができます。承認されれば、アプリはドライバーの名前や過去の乗客からの評価、ドライバー及び車両の画像を表示すできます。乗車中にドライバーと乗客の会話を促進するためにドライバーと乗客は出身地や音楽の好みなどの個人情報をプロフィールに追加できるようになっています。

 

乗車方法

Lyftはアプリ内で4種類の乗車方法を提供しています。

Lyft Line(リフト・ライン)は全都市では利用できないが、同じ方向に向かう他の乗客同士をマッチさせる方法です。まさに相乗りです。
Lyft は付近のドライバーと乗客をマッチさせる一般的なサービスです。
Lyft Plus(リフト・プラス) は乗客を少し人数が多い6座席の車両とマッチさせるサービスです。
Lyft Premier(リフト・プレミア)は乗客を4人乗りの高級車とマッチさせるサービスです。ハイヤーですね。
Lyft Lux(リフト・ラックス)は乗客を高級車とマッチさせるサービス 高評価のSUVドライバーなど

 

ドライバーの審査基準

ドライバーは以下の選考過程を受けて、初めてリフトと契約出来る。

車両管理局、アメリカの性犯罪者登録、個人の犯罪歴が7年前まで調査されます。

ドライバーと乗客の評価
乗車完了後、ドライバーと乗客は☆1~☆5の尺度で互いを評価することができ、ユーザーからの平均評価が低いドライバーは(4.6以下)サービスから外される。乗客も評価されるが、リフトでは自分の評価を知ることができません。

 

資金調達

●2014年にアリババグループなどから2億5000万ドル調達。

●2015年には楽天から5億3000万ドル調達

●2016年にはGMから5億ドル調達。

●2017年にはアルファベットから15億ドル調達した。

 

売上

リフトの2017年の売上は10億ドルですライバルのウーバー が75億ドルですので、規模で言うと1/7以下です。ただアメリカ国内でのリフトのシェアは35%です。アメリカだけでは、ウーバー 超えを目指しているので、健闘しています。

実際、リフトとウーバー 両方とも契約している運転手も多数います。

ウーバーとリフトは通常、運賃の25%を手数料として徴収しています。税金などを除いた残りがドライバーの一般的な取り分です。手数料次第では直ぐにひっくり返るかもしれません。