餅は餅屋、便器は便器屋(専門化)TOTO LIXIL
リフォーム検討
自宅が築20年経つのでリフォームを検討しています。台所や風呂やトイレなど水回りから検討、台所は妻の牙城なので、みんなが使うトイレから検討する事になりました。
トイレのリフォーム
ホームセンターや、最近では家電量販店もリフォームコーナーがあり、色々見て回りました。目に付いたのがパナソニックのアラウーノ、タンクが無くデザインも綺麗で妻と「これが良さそう!」と結構気に入って見ていました。
すぐに決めるのも、後悔しそうなので、店のリフォームカタログや便器のカタログを持ち帰りました。
アラウーノメリット
カタログを読むとアラウーノが欲しくなるメリットが一杯あります。
●タンクレス
●デザイン
●全自動お掃除トイレ
泡と水流で毎回洗ってくれます。
●汚れガード
ハネガード・タレガード・モレガードでトイレを汚し難い設計になっています。
●節水
4.8ℓしか使いません。20年前のトイレの1/3で済みます。
妻と気分はアラウーノになっていました。
デメリット
機能をチェック後に、注意点を見ていると「洗剤は中性洗剤を使用」と書いている。中性洗剤と言えば、台所洗剤ママレモンかー!更に中性洗剤でも、使えない物がほとんど。
使えない中性洗剤一覧
●ヤシの実洗剤
●オレンジオイルを含む洗剤
●柑橘系の香りを有する洗剤
●トイレ用洗剤
●ジェルタイプの洗剤
●酸性・アルカリ性・塩素系洗剤
●アルコールを含む洗剤
使える洗剤
●ライオンのチャーミーMajica
かなり限定される。
確かに台所洗剤は昔のママレモンより数段進化しているが、同じ台所洗剤洗剤でも、食器洗い機専用洗剤の方が、汚れがよく落ちます。便も油汚れと考えれば、強い洗剤の方が良く落ちるはずです。
便器の素材
TOTOとLIXILなど昔からの便器メーカーは陶器を使用しています。パナソニックのアラウーノの素材は「有機ガラス系素材」ガラスを混ぜた樹脂で作っています。樹脂系素材なので、どうしても黄ばみなどが発生します。黄ばみが起きると、洗剤などでは取れません。余計に黄ばみが発生します。
便器は家電?
便座と一体型で便座が壊れれば便器ごと交換になります。一体成型の為、部品交換はありません。電気製品の便座で考えれば耐久性は5年から10年ぐらいです。TOTOとLIXILは勿論部品が有ります。
パナソニックは、便器を便座の派生で家電製品と見なしています。なので、丸ごと買い換える手法を取っています。アラウーノは25万円位です。確かに冷蔵庫も20万円位して、10年位で丸ごと買い換えます。買い換えを前提とすれば、納得できますが、個人的に便器は家電製品と思っていないので、私は耐久性がある陶器の便器を選びました。
まとめ
便器を家電と同じ様に10年位で丸ごと買い換えるかどうかによってメーカー選択が変わります。今回私は選びませんでしたが、アラウーノの汚れ難くする泡でのガード機能は秀逸です。長く使うトイレ、デメリットも考えて選んで下さい。