孫さんが認めた新興企業OYO

ソフトバンクから1億ドルを調達、日本にも進出が決まった新興企業OYOを知っていますか。

OYOは2013年に設立され、5年でインド・マレーシア・アラブ首長国連邦・ネパール・中国・インドネシアの 230の都市で8,500以上のホテルの予約サイトに成長した新興企業です。

創業者

創業者はリテシュ・アガルワル氏24歳。リテシュ・アガルワル氏はPaypal創業者のピーター・ティール氏が、世界の20歳以下の学生のなかから20人を選抜し、それぞれに10万ドルの資金を提供。またティール氏の人脈による起業のアドバイスを2年間受けられるプログラムである「ティーフェローシップ」に18歳で参加、その10万ドルを元手にOYOを創業しました。

 

サイトの信頼

OYOの特徴は掲載ホテルの信頼です。サイトで予約後に宿泊すると、掲載の情報と異なっていたインドのホテル予約サイトを嘘が無いホテル予約サイトとして、サイトのブランド化し信頼を得たことが成功の鍵でした。

 

OYOの信頼

OYOの予約サイトOYO Roomsに掲載されるには、厳しい基準があります。OYO Roomsは、無料Wi-Fi、朝食、エアコン、テレビなど30項目のチェックリストがあり、更にOYOの社員がホテルを直接チェックしています。基準を満たせば、ホテルにはOYO Roomsの看板が与えられます。基準を満たしていないホテルも、部屋の内装、家具、設備などをリフォームし、サービスの改善指導を受け、基準を満たせば看板を与えられ、サイトに掲載されます。

掲載後も、OYO社員はホテルを定期的に訪れ、数日間のチェックをし、ホテル側は、サービスの質を下げないよう維持しなければならない仕組みになっています。OYO Roomsは、利用者を裏切らない信頼できるホテルが集まるサイトと認められています。

 

まとめ

古いデータですが、2016年の売上が3億3000万ドル、純利益が5900万ドルです。2017年11月には中国に進出、既にトップ10に入る予約サイトです。更に売上を伸ばしているはずです。そして遂に日本にも進出、どこまで拡大するのか楽しみな企業です。

 

2019年2月追加 「OYO LIFE(オヨライフ)」

ヤフーとOYOが合弁会社を設立、賃貸住宅に参入が発表された。

3月上旬から「敷金・礼金・仲介手数料無料」スマホ1つで入居・退去まで可能なサービス「OYO LIFE」オヨライフが始まります。PayPayに続き、ソフトバンクレオパレスで問題になっている賃貸住宅に参入です。最初は東京23区ですが、首都圏などどんどん広がります。凄く楽しみです。