ブラックフライデーに陰り

ブラックフライデーとは

感謝祭の次の日11月の第4金曜日はアメリカでブラックフライデーと呼ばれ、1年で最も売上が見込める日でしたが、だんだん様変わりして来ました。

 

米国大手小売業まで休み

今年の感謝祭に全米4位のホーム・デポ、全米3位のコストコなどは、営業しません。年がら年中セールを行なっている現状と、アマゾンなどのオンラインショッピングが昔のようなブラックフライデーではいられなくなりました。

オンラインショッピングに馴れ親しみ、朝早くから開店前に店に並ぶよりも、ゆっくり家で買い物して、他の事に時間を割くように、ニーズが変化してきています。実際来店客も減っています。

 

日本でもボーナスセール、クリスマスセールからの年末年始のセールがブラックフライデーに当たります。

日本ショッピングセンターによると、2016年の年末年始に比べて2017年の年末年始は客数・客単価共に前年を上回っています。ネットショッピングの利用率の少ない日本は、アメリカに比べて影響が少なく済んでいます。

 

ネットショッピング市場シェア

日本7〜8% 米国10% 中国16%です。

既にアメリカではブラックフライデーから、アマゾンプライムデーなどのセールに移行しつつあります。中国は完全に移行し、独身の日(11月11日)に1番売れます。2017年のアリババはその日だけで2.8兆円販売しました。

日本もアマゾンプライムデーや楽天スーパーセールが大きなセールになるかもしれません。